喜多村光史の粉引

 

     やわらかなタッチの粉引きの白が恋しくなって

        喜多村さんの陶房を訪ねました。 

 

 

 

               ご使用中の粉引POTについて

 

粉引のうつわは、昔からお茶人垂涎の道具で、徳利・盃そして茶の湯の茶碗等々、

使い込まれた味わいを賞味されてきました。茶道具の焼物の中でも希少価値から最も高価なもののひとつでありました。

とは言え、使用後のしみなどが気になる方は、たっぷりのお湯に入れ、充分に煮出して頂くのが良いと喜多村さんに伺いました。

尚キッチンハイター類は白くはなりますが、紅茶を淹れるPOTにはお奨め出来ません。

殺菌作用もあり、粉引特有の少しとろりとした味わいも愉しんでいただくには、やはり

喜多村さんのやり方をお奨めいたします。